【Nintendo Labo】ピアノToy-Conで音ゲー作った話

ダンボールでToy-Conなるコントローラーを組み立てて、それでいろんなゲームが遊べちゃったりするゲーム、Nintendo Labo」。Variety KitとRobot Kitの2種類があるのですが、自分はバラエティーの方だけ購入。釣りとかピアノとかできる方です。

 

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www.nintendo.co.jp

 

一つのToy-Conを組み立てるのに結構時間かかるのですが、その作る過程も含めて楽しいです。組み立て動画も分かりやすく、ハサミもノリも不要なのでお手軽。工作好きな人なら買って損はないハズ。

欠点は、組み上げたToy-Conの置き場に困ること。これは本当にどうしようもないし困る。組み立てに数時間かかるので、分解もなかなか出来ないという。あんまり繰り返して遊ぶタイプのゲームでも無いので、その辺り気にする人は買わない方がいいかも?

 

このNintendo Laboには「Toy-Conガレージ」という、自分でプログラムを組んでオリジナルのコントローラーを作れるというモードがあります。このモードで物凄い力作を作ってる人もちらほら。

自分も早速ピアノToy-Conを利用して音ゲーを作ってみたので、その紹介をしてみます。
 

 

 

jp.automaton.am

こちらの記事でも結構触れてもらってるのですが、改めて掘り下げ。

発端

ピアノToy-Conを組み立てた後なんとなく開いたガレージ。何か作れるらしいけどどうすればいいのやら。

 

…とそこで思い出したのが「Deemo」というピアノの音ゲー。Switch版も出ている。(3000円でスマホ版の課金曲ほぼ全てが入っている。めちゃお買い得。しかも体験版もある。コントローラ操作は微妙なのでタッチ操作推奨。)

 

ピアノToy-Conを使ったら、本当にピアノを弾きながらゲームが遊べてしまうのでは?と思いつき、それっぽい物の製作開始。

 

ガレージの中身

Toy-Conガレージで作った中身について。ざっくりとゲームの流れを説明すると

 

1.ボタンを押すとゲームスタート。次々とノーツが降ってくる。

2.ノーツが特定の位置にある時、ピアノの鍵盤を押すとその音が鳴り、ノーツが消える。

3.全てのノーツを押した時、「ゲームクリア」とする。

 

 

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[具体的な仕組み]

 

ボタンを押すと、1つ目のカウンターを「0から1にする」。

「1つ目のカウンターが1の時」、2つ目3つ目カウンターの値を増やし続ける

 

2つ目のカウンターはノーツの見た目用。「画面光る:動く」にくっつけてノーツが動くようにする。

3つ目のカウンターはノーツの判定用。このカウンターが特定の値(例:50~60の間)の時、1を出力する。

 

「判定用カウンターが1を出力」している時「ピアノの鍵盤を押す」とノーツを押したことにする。音を鳴らして3つのカウンターの値をリセット。これで1つのノーツが出来る。

これを量産して位置と音を変えておしまい。必要な音符の数だけ増やしていきます。

 

他はクリア演出とかミス判定とか組み込んだりして…

 

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 ジャン!

☆★とっても綺麗なプログラム出来上がり

 

 

・鍵盤の数が足りてない部分は、出す音を別にすることで誤魔化してます。(レの鍵盤だけどミの音を出してたりとか)

・このままだと鍵盤を押し続けるだけでもOKになってしまうので、押した瞬間だけにしたい場合はもう一工夫いれる。

 

Toy-Conガレージの感想

先にガレージの微妙な点を言うと…画面は白黒だし、ノードを繋げる形式なので凝ったプログラムを作るのには向いていない、ということ。

 

そして ガレージの強みは、ジョイコンのあらゆる機能を活用できること。ボタン操作は勿論、IRカメラやジャイロセンサーHD振動とタッチ操作も使える。

この機能とアイデア次第で、Switchと外の世界を連動させた遊びが作れちゃうのがこのゲームの面白い所だと思っています。自分は現存のToy-Conを使いまわしてるわけですが、自作で凝ったものを作ってる人とかいて凄い。

 

物作りが好きな人なら是非遊んでみて欲しいな、と思うのでした。