Unity製VTuber『NBちゃん』を作りました
どうも、ふるくしです。
突然ですが皆さんは『バーチャルYouTuber』の配信は見たことありますでしょうか?
そう、YouTubeで2次元のアバターが動きながらペラペラ喋ってたりするアレです。
(以下VTuberで表記)
実は昨年の9月ごろに自分にその案件が来ていまして、
「VTuberのモデルはあるのでそれをLive2Dとかで動かせるようにして欲しい」(作るのが怠いから)
…との要望があった訳です。案件っていい響きだな~
勿論承諾。
"任せろ"と言った次の日、それは完成しました。
それがこちら。
球体系VTuber、『NBちゃん』です。
声に合わせて動きを変え……。
画面を動き回り……。
意味不明なパーティクルをまき散らす事も出来ます。
これをOBSでクロマキー合成する事で配信画面に表示出来ます。
Webカメラ不要!使用料無料!コスパの良いVTuberとなっております。
使用事例紹介↓
どうでしょうか?
もしNBちゃんで遊びたい人がいれば、以下のリンクからDL出来ます。
(配布用に一部SEをカットしています)
このツールを使ってVTuberデビュー。
追々は配信業で飯を食っていく事も夢では無いですね!
経緯
記事前半に述べた『VTuber作成の要望が来た』というのはマジで、制作のキッカケはそれです。(身内間の冗談でしたが…)
ただ自分はLive2Dを全く触れたことが無く、そもそもLive2Dにしてもこれをどう動かすのかが分かりませんでした。
なので「Unityでマイクを検知して、音量に合わせて画像を拡大縮小させる」という方法を取りました。
勿論Live2Dのような立体的なアニメーションは出来ない訳ですが、自作ならではの機能を盛り込んだりUnityのアセットを活用したり出来ました。
マイクの録音方法なんかはこちらの記事を参考にしています。
機能紹介
主な機能は
・声に反応して動く。
・方向キーで画面を動き回る。
・色んなパーティクルを表示する
と言った所です。
パーティクル表示はなんと、1-9キーで全9種類用意しています。
大爆発をする事も可能。
設定画面
設定画面もちゃんと実装済み。
音声デバイスの指定、感度調整、同期オフセット、効果音音量、サイズ調整が可能です。
『マイク感度』は出力されたマイクの音量値を調節する機能。
数値を上げる程NBちゃんがマイクに反応しやすくなる感じです。
『同期オフセット』は音声出力を0-9999msの範囲で遅らせ、NBちゃんへの反応の早さを調節出来る機能。
OBSで同様の機能を使用している人向けで、配信画面での音声とのズレを補正する機能ですね。
『サイズ調節機能』ではNBちゃんを1~3倍の大きさに調整する事が出来ます。
反省点
このツールはキーボード操作で各種演出切りかえを行うようになっています。
それ故に使用者の手を煩わせる事、操作を覚える必要があり、特にゲーム配信を行う人のパフォーマンスを阻害してしまいます。
こちらの操作に夢中になるばかりに他が疎かになるのは本末転倒。
次回アップデートがあればキー操作に依存しない形で追加機能を考えてみたいなと思います。
以上、自作VTuber「NBちゃん」でした。
記事を書いてて段々と時間を無駄にしている感覚に襲われてきたので、今回はこの辺で終わっておこうと思います。お疲れさまでした。